家庭教師のアルバイト月謝代世間相場情報は、個人か派遣業者か、又は小学生か高校生か、首都圏か田舎か…など、条件により差が有りますので、そのつもりで参考程度にご覧下さい。必ずしも～円ですと断言できるものでは有りません。
あくまでも、目安的な料金とお考え下さい。
月謝を頂く側と、支払う側の双方の立場でお知らせします。
本当にザクッと言いますと、テキスト代は別で支払う側は月間約2万円～以上、頂く側は1.5万円～以上で、上限が有りません。この他に、紹介手数料(言い方はそれぞれ違います)教材テキスト代や模試代など別途費用が必要に成ります。
１回の家庭教師として教える時間単位を【コマ】と呼ぶ言い方をする場合があります。 例えば、１コマ６０分1,500円などと表記している場合がありますが、この６０分=1,500円は言い換えれば時給1,500円と言う事に成ります。また、１コマの単位は決まっておらず、45分単位の所も有れば、１２０分単位の所も有ります。この、紛らわしい言い方に惑わされず、単純に自給計算で幾らで、月間指導回数が何回で幾らかを計算した方がわかりやすくて良いでしょう。時給は同じ１コマ1,500円としても、１コマ=60分の所と１コマ=１２０分の所では、単純時給に計算しなおした場合、２倍異なります。１コマ６０分1,500円と１コマ１２０分3,000円は同じ意味です。
但し、交通費清算は別途と成りますので、家庭教師を依頼する方としては、来て貰う回数が多くなれば回数分の交通費を払ってあげないといけなくなります。ですので、１コマ１２０分3,000円を選択して、回数を減らした方が少しだけお得です。個人契約の場合は、その辺りがわりとフレキシブルに都合に応じた話し合いで解決できます。
また、教師側も週に何度も通うよりは、１度の訪問で２時間みっちり教えた方が効率が良いなどのメリットが有ります。
本当に大まかにザクッと言いますと、自給計算で大体1,500円～10,000円前後とお考え下さい。
東大家庭教師友の会によると、現役東大生に家庭教師を依頼して一番高いコースで、「医学部受験向け医学部コース」と言うコースがあり、現役の東大医学部生が来てくれて月謝は84,000円（税込）週１回１２０分(時給10,500円)+交通費実費+入会金18,900円と有ります。つまり、東大医学部現役生に頼んだら入会金やテキスト代は別として、月間約１０万円位い必要と･･･。
対して、高校卒業の学力の場合、出身校（ラサール･灘・開成クラスと一般公立高校は別扱い）にもよりますが、時給1,000円～3,000円といった感じでしょうか。但し、派遣の場合にはマージンが抜かれますのでそのまま貰える訳ではありません。
派遣の場合には２通り有り、毎月の月謝から月々マージンを抜かれるパターンと、紹介してもらう初回だけ紹介手数料を依頼者（家族側）が業者に払う直接契約と類似したパターンがあります。初回に紹介手数料を払うタイプの場合は、月々の月謝からマージンを抜かれることが無いので、教師側もそれ程損をした気にはなりませんが、毎月マージンを抜かれる派遣業タイプだと損をした様な気になることもしばしばあります。
Web上で家庭教師を募集しているサイトは沢山有ります。その中でも、月々の月謝から中間マージンを抜かない個人契約サイトや直接契約･DIYなどが、わりと人気が有ります。その人気の秘密は、初回紹介時に紹介料を払えば、後はマージンが発生しないと言う物です。月謝を払う側も、頂く側も、中間マージンを抜かれていると思うと何となくイヤな物で、教える側にとっては、モチベーションが下がりかねません。
その点で、会社として家庭教師を派遣している全国規模の業者とは大きく異なります。
但し、大きな欠点も併せ持っています。それは、あくまでも「個」であり、組織やグループで受験対策や学力ＵＰプランなどを行っている訳では無いと言う事です。つまり、家庭教師個人の能力に因り結果が大きく異なると言う事です。その能力と言う言葉の中には、経験値や学力、習熟度、事前準備、最終目標順位や到達プラン、子供とのコミュニケーション力、全国模試の傾向情報や今年の入試問題傾向情報の有無など、大変な作業能力や情報収集能力が必要で、何よりも学習した結果としての「順位」に反映しなければ、意味がありませんので、総称して「家庭教師としての能力」と思いますが、当たり外れが有る事は言うまでも有りません。家族側にとっても教えられる子供にとっても、仲良くなって気心が知れると「結果が出なくても切りにくい」心情的なブレーキが掛かります。
１つの学期を１単位として考えて「成績順位としての結果」が出なければ、切る勇気が雇う側に必要です。
